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展勝地レストハウス 公式 インスタグラム 随時更新中

新発売『くびふり緬羊めんよう』

2023.2.15

2年目のコロナ禍の中、北上市みちのく民俗村で第2回岩手のクラフト村を開きたいと県内の作り手の方々に参加を打診しましたところ、作り手の皆さんは「こんな時に?」と思われたようですが、結果的に20社の作り手さんが応じてくださいました。6/12(土)~7/25(日)の一か月以上に及ぶ催しでしたが、週末と祝日には9つのワークショップも開催し子供たちでにぎわいました。

会期中、金ヶ崎町の“張りこ家・はんじろう”の澤藤範次郎さんが、“ひつじがりや”松島紘子さんの作品が気になり、「成島和紙の素材感とヒツジ毛とがマッチするのではないか」と閃きました。松島さんは奥州市でヒツジを飼い、ヒツジ毛を刈り、さまざまな表現を試みる作家さんです。

澤藤さんは試作した張り子のヒツジを松島さんにお見せしたところ、いままで交流の無かった人に意外なものを見せられて当惑したようですが、その試作のヒツジが「なんだか牛のようだ」と感じ、たまらずスケッチブックにヒツジの絵を描き澤藤さんにお見せしました。澤藤さんはその絵を参考に張り子のヒツジを作り直し、翌週、ワークショップ会場に持って行きました。この試作の首振りヒツジを見たワークショップ参加者が、思わず「カワイイ!」と声を発したのを聞き、松島さんの反応も悪くなかったので「これは行けるかもしれない」と思いました。

「岩手のクラフト村」が縁で作者が繋がり、新しい商品が誕生する仲立ちを当社が出来ないだろうかと思い、澤藤さんのイメージを松島さんに伝え「この張り子のヒツジの表面にヒツジ毛を張り付けて欲しい」と依頼しました。

一か月も経った時、松島さんがヒツジ人形の完成品を持って来ました。「可愛い!」。これを見た誰もが興奮しました。「これは行けるかも知れない」から、「きっと行ける」に変わった瞬間でした。こうして三者のコラボレーションによる岩手の新しい郷土玩具「くびふり緬羊」作りがスタートしました。

県内のクリエーターと業者が主体となって新たに岩手らしい郷土玩具を制作、販売します。


松島紘子
奥州市江刺にてヒツジと暮らす。自家産ヒツジ毛を使った作品やヒツジグッズの制作販売、ワークショップを行っている。

澤藤範次郎
金ヶ崎町六原で、「六原張り子」を制作。使用している和紙は花巻の成島和紙。首振りに用いる錘の粘土は久慈市の「小久慈焼き」の土。張り子制作歴58年

「展勝地 冬まつり」開催

2023.1.21

2月月5日(日)、「展勝地 冬まつり」開催!

詳しくは「企画・イベント」ページをご覧ください。

「展勝地 冬まつり」(終了しました)

2023.1.21

2023年2月5日(日)、「展勝地 冬まつり」(終了しました)

 

詳しくはチラシをご覧ください

「展勝地秋まつり」開催(終了しました)

2022.10.11

10月22日(土)と23日(日)の2日間、「展勝地秋祭まつり」を開催。

(終了しました)

 

みちのく民俗村では『みちのく民俗村まつり』と題して、様々な公演や、展示、手作り体験や、昔の遊び、農作業体験のコーナーなど、催し物盛りだくさん。

23日(日)には、展勝地第一駐車場にて「食いしん坊まつり」「緑化まつり」を開催。

詳しくはこちらのチラシをご覧ください。

»チラシ表面 »チラシ裏面

「展勝地がいあ市バザール街道107 第4回アラド楽土市2022」(終了しました)

2022.8.22

(終了しました)

9月17日(土)・18日(日)・19日(月)・23日(金)・24日(土)・25(日)の計6日間、みちのく民俗村にて「展勝地がいあ市バザール街道107 第4回アラド楽土市2022」を開催します。

 

ここ北上展勝地周辺は、古来より「アラド」と呼ばれ、東西・南北の諸地域との交流が盛んな土地でした。

旧暦の暮らしを現代に伝える「みちのく民俗村」で、人と人のつながりと出合いを育む「市」を、ぜひお楽しみください。

 

詳しくは以下のチラシをご覧ください。

 


【開催日】
 9月17日(土)・18日(日)・19日(月)・23日(金)・24日(土)・25(日)

【時間】
 9:00〜16:00
 雨天決行・荒天中止

【場所】
 みちのく民俗村

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みちのく民俗村 -Michinoku Folkrore Village- [公式ホームページ] 北上市立博物館 立花地区交流センター

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